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闇月夜     16/柩と蟲と風と砂と








 五百メートル程走ってからだろうか。彼は足を止め、心中嘆息する。まったく、厄介なことだ。
 先ほど弓塚さつきという名の少女と話している間、絶え間なく全身を貫いていた敵意。それが付かず離れず彼を追ってきている。決して逃さないとばかりに、そして決して少女に気取られぬように。
 どうやら彼女に少しでも害意があるような言動をとったことが追跡者を刺激してしまったのだろう。実に厄介なことになった。
 それにしても――彼は笑みを浮かべつつ立ち尽くす――舐められたものだ。今でこそ身を削ぐような殺意こそ押し隠しているものの、先程のあからさま過ぎるまでの敵意。それに気がつかなかった少女は単にこういったものに対する経験がないのだろう。始終そわそわしていた原因の一つがこの殺気であったなどと露にも思っていまい。
 敵意の主はその敵意を押し隠せぬ程度の者なのか、はたまた己の存在を明かしても支障はないと判断したのか。相手方への推測は両に極端になるが、どちらにせよ本当にずいぶんと舐められたものだ。
 いい加減十分な距離を確保したと判断したカリーはわずかに頬を吊り上げながらゆっくりと振り返る。

 暗く赤い森の木々、その間から二つの赤光が覗いている。ゆっくりと草を踏み分け、その姿が現れる。
 見た目はそう変わったことはない、どこにでも売っているような白のワイシャツに緑のパンツという軽装。ただ、その上にある相貌は凄絶。
 おそらく普段は温和に垂れ下がっているであろう両の目はつり上がり、暗く無機質、爬虫類めいた光を放っている。流れるようなアッシュブロンドの長髪はゆらとも動かず、口元は固く引き結ばれたまま。教会の騎士団の精鋭ですら思わず背筋が凍りそうになるほどの敵意。たかだか数十年生きた程度ではこの圧力に耐えうる人間など稀だろう。逆接、これに耐えられる者こそ多くの同志達の頂点として、剣となり盾となり矢面に立つのだろう。
 そこにいること視覚で捉えているが、一たび足を止めれば今度は彫像のようにひたりとも動かない。その両手はいついかなる状況にも応えることができるようだらりと垂れ下がり、その鋭い爪が鈍く輝いている。

 しばしその視線を交わしていたが、にらみ合っていても何も始まらない。仮に始まるとすればあまり嬉しくない展開だろうと考え、カリーの方からこう切り出した。
「あなたにも都合があるでしょうからあの子から距離をとったけど、できればまずは話をしたいわね」
「……」
 だが答える声もなく、色もない。ワニが獲物を狙うように乾いた眼差しでカリーを見極めようと、それとも見極めたが故に髪の一房すらも揺らさない。
「一応、あの子を試すつもりで剣呑なものを出したことは認めるわ。あいにくと気付かなかったようだけど。それを怒っているのなら誤るわ。別にあの子をどうこうしようって思ってたわけじゃないし」
「……」
「それとも――」
 不敵に笑い、一度言葉を区切る。これから何を言おうとしているのか、分かっているつもりだが、その実何も分かっていないのかもしれない。ここ数日このような異界に叩き込まれてしまい自分もまたどこか狂ってしまったのだろう。それにしても、狂ってしまったことを自覚することは果たしてあるのだろうか? 狂っていないのであれば、当然自己を狂っているとは判断しない。逆に狂っているのであれば、狂人にとって狂っていることは常に正常だろう。間違っても狂っていると判断を下すことはない。
 くだらない。所詮は聖書の中の預言者の戯言だ。実にくだらない。くだらないので機会があったら馴染みの司教にでも投げかけてみようか。適当な言い訳とこじつけで答えてくれるだろう。
 そして、紡ぐ。
 結果を知りえながら、火薬庫の目の前で悪戯火をおこすように。
「危険だと、少しでも判断したらそれだけで抹消すべき対象なのかしら?」
 ただの怖いもの見たさではないだろうかと疑いながら。
 マッチを擦る。
「……一体、何のつもりです。キルシュタイン」
 意外なことに反応はまとも。今の言葉を皮切りに狂戦士のごとく襲いかかられると身構えていたカリーとしては肩透かしもいいところであったが、理性的な交渉、情報のやりとりができるのならばそれに越したことはない。
「いやね、あたしカリーって改名したのよ」
 平然を装い、相手の警戒を少しでも解きほぐそうと、ことさら軽い調子で言う。
 残念ながら結果はかんばしくなく、未だ目の前の人物は能面のような、白い血が抜けたような顔で見据えてくるばかり。返答があっただけでもよしとするべきだろう。
「そのようなことはどうでもいいでしょう」
 返答は返答なのだがにべもない。あまつさえ見下されているような気さえする。好きにすればいい。見下されようと評価されようとそれで自分の能力が万分の一でも変化するというのか。もし目の前の吸血鬼が相手を見くびって手を抜くような二流であるならばそれもいいだろうが、実際面と向かって実感した。
 それはない。この女吸血鬼は確実に迅速に無駄なく敵対する人物を排除するように教育された手合いだ。
「つれないわね。ねえ――“蟲繰”?」
「……だから何だというのです、“空柩”」
 今はもう捨て去って久しい己の二つ名に軽く苦笑を浮かべる。空柩など、今の目的からしてみればさして重要ではない。
 この場においてそのようなことに拘る理も利もない。
「初対面でそれはないんじゃないの? そうね、それはいいとしましょうか。それじゃあ例えば――あの子の正体が知りたい、なんてどう?」
 警戒から困惑へと変えていた瞳の色が、敵意のそれに変わる。十分だ。それだけで彼女の価値が分かろうとも言うものだ。
「それで十分よ。さて、どうしましょう――かっ!」
 直前までカリーが立っていたところに、五筋の斬撃が走る。後ろに飛び退き、そのまま木々の間を駆ける。視界の端に映るものは鋭い爪で切り裂かれた幻想の木々。だが森とてただ切り倒されているばかりではない。
 そうなると襲い掛かってくるのは何も彼女だけに限らない。上下左右、そして前からも森が彼を喰わんと牙を剥いてくる。自分の体の中で暴れる彼らは森にとって見れば異物でしかなく、獲物でしかない。どの生物とて同じことだ。自らを体内から破壊するものは免疫機構が排除する。白血球が異物を取り込み、酸化させて吸収してしまうように。
 追跡者と捕食者の牙を凌ぎながら考える。怒らせてしまったのは間違いだっただろうか? いや、あの調子では遅かれ早かれこうなっていただろう。なにせ彼女は始めから彼を排除するつもりだったのだから。あの少女に不確定な影響を与える存在として、だ。
 まったく、過保護に過ぎる。そう溜息をつきたい状況だがそうもいかない。二十七祖の名は、裏であれば知らぬものなどいない程のビッグネームだ。しかし、その配下の死徒たちについてはとたんに認知度は下がり、教会関係のように死徒と何らかの関係のある者でないとよほどの大物でない限りあまり知られていない。そういった“大物”の一人がロアであったわけだが。
 そこまで考えていると、右手近くで赤い若木が千々に切れ、舞った。息がかかるぐらいすぐ後ろに奪い手が迫っている。
 とっさに身をかわしたものの、あと少し遅れていたら薄皮一枚で腕が持っていかれただろう。カリー・ド・マルシェ、かつて“空柩のキルシュタイン”と呼ばれていた死徒は顔が広い。彼は顔が広いだけではなく、死徒を含めて人相に明るい。特に、二十七祖に直接仕えているような死徒の名前と顔は大体一致させている。彼を追う人物にも心当たりはあった。あったからこそ例の少女を間接的にしろ誰が送り込んだのか判明したのだ。
 下草が舞い散る。そろそろまた追いつかれるだろう。ただで止まってやるつもりはない。さて、この状況を保つのもそろそろ限界が来たようだ。もう先程のような無様な回避は通じまい。
 空柩のキルシュタインとかつて呼ばれ、今カリー・ド・マルシェと名乗る死徒は大木の幹を蹴り、進行方向を急転換すると迫り来る吸血鬼へ向かう木々に触れ、その炭素構造を極薄の単結晶刃へと変換した。





 名を聞くこともなかった人と別れた後、わたしは変わらず森の中を歩き続けていた。
 少しずつ感覚がおかしくなってきているような気がする。こんなところにいて精神に異常をきたしてしまっても、それは異常なことなのだろうか。むしろ、そうであることのほうが正常なのかもしれない。とすれば、結局ここに来た人は皆おかしくなってしまうか、もともとおかしいのか、そのどちらかだろう。
 わたしも、もう狂っちゃったのかな?
 あれ? 狂っているなら自分を狂っているって判断できるのだろうか。それを判断するのは基準となる自分であるはずで、狂っているのなら結論は狂っていない、だろうか。じゃあ、狂っているって判断した正常な人は狂っているのだろうか? それも違う。狂っていないからこそ狂っているか判断が可能。
 いや、狂っているって認めた人は、その狂気の中でも自分の異常性を見ている。それが本来その人が侵されている狂気ではなくても、そのある狂気から見てそれが狂気なら、それは間違いなく狂気なのだろう。仮にその見た狂気が正常な思考であったのなら、つまりは正常を異常と判断した時点でその人は狂気に浸されているということ。
 ――そうなのかな。機会があったら後で尋ねてみようかな。その論理だと、わたしも狂っている。そうだろう、わたしはもう正気じゃないのだろう。少なくとも、かつて日常と思っていた常識からは完全に外れているのだから。
 こうやっていろいろと考えることができるだけ、わたしはまだまともなのかもしれない。あれからも何度かまだ息がある人に会ったけど、彼らは皆この地獄の毒気に当てられてしまったようで、もうヒトとしての思考能力すら持っていなかった。そういった意味ではこの前の騎士はよく自己を保っていたと言うべきかもしれない。それとも、彼を支えていたのはわたしたち死徒――吸血鬼に対する敵意だけなのかもしれない。

 実のところを言うと、迷っていた。
 別に思考の循環を続けていたわけではなく――してはいるのだけど、それはおまけのようなもので、目的地がわからない。中心部だとは聞いてはいるけど、まさか森が動いてその位置を変えてしまうなんて信じられなかった。十分ほど歩いてもと来た道を十分同じ速度で戻ったら、そこには二十分前に見た光景はなく、三十分、四十分前どころか三時間前に見たことがあるようなところに出たこともあるし、まったく見たこともないようなところに出たこともある。一応説明はされていたけど、実は信じていなかった。けど、こうもしっかりと現実を叩きつけられては信じざるをえない。
 はっきり言って、引き返しようもない。
 手段は二つ、この森――アインナッシュが活動を停止するまで待つか……アインナッシュを完全に滅ぼすか。とりあえず、実を採ってこないといけない身としてはどうしたものか。少なくとも活動の停止までには手に入れなければどうしようもない。
 一度立ち止まって考えにふけってみる。どうせ地面ごと動いているのだから、そう無鉄砲に歩き続けることにこだわる必要もないだろうし。

 足を止めた瞬間だった。
 首筋がちりちりするような違和感。
 わたしは慌てて柔らかい腐葉土を蹴り、その場から数メートルぐらい一足で離れた。
 ちょうど視線をそこに戻したとき、さっきまでいたところにあった木々が一瞬にして粉末状に砕け散った。一体どんなことをしたら木がまるで砂のように、灰のように粉になるのだろう。本能的とも言える警戒レベルが瞬時に上昇する。
 誰かがわたしに対して攻撃を行ったのは確か。どこから? 少なくともわたしは周囲を警戒していた。もちろんそれが絶対なんて自信はない。けど嫌な感じがしてからのタイムラグを考えると、多分結構離れた所からじゃないかと思う。
 バクンバクンと心臓が高鳴る。こんなことは初めて。敵意を持って攻撃されそうになったことはあったけど、そういった人物は誰も彼もが瀕死の状態の最後に申し訳程度になされるだけであって、こんなどこからかもわからない襲撃は初めて。それも、多分木々を粉々にした人物はそう消耗していないだろう。今のは的確にわたしを狙っていた。視線をせわしなく動かす。脈動する紅い木々が乱立する森はただそれだけで暗く、紅い。その木々の密度は濃く、少し先を見通そうとしても普通ならまるで何も見えない。けど、襲撃者はどこかにいるはずだ。向こうは見えたからこんなことをしてきたんだろうから。わからないまま殺されるなんてまっぴら、ここで終わるつもりは毛頭ない。何のために生き汚いと自分で思ってまでこうしてこの生にしがみついているのだ、と自分に言い聞かせ、気持ちを奮い立たせる。幸いなことなのかわからないけど、自分の気持ちを押さえ込むことはそう苦手じゃない。三年も待ち続けて、それから一年自分に嘘を言い聞かせ続けてきただけはある。
 不規則に駆け回る。木々の幹を蹴り軌道を変え、背の高い木に駆け上る。そしてそこから周囲を見渡すのもわずかにしてすぐさま枝を蹴り場所を変える。居場所を特定されるわけにはいかない。けど次の瞬間にはその木が細切れになったり、最初のように粉々に消し飛ぶこともあった。耳鳴りがする。いんいんとして耳が痛い。鼓膜に何か、異常な負荷がかかっているみたい。髪が震える、ごうごうと空気を切り裂きながら走るわたしに引きずられてグングン、バタバタとたなびいてまるで刃物みたい。

 普通の眼じゃこの森を見通せる範囲なんて限られてる。でも吸血鬼の眼を持ってしまったわたしは、それよりももっと見えてしまう。だからふと、見えない不思議な刃が襲ってきた方向と全く逆の方向に視線を向けた。そこで何か動くもの――この森で動くものと言えば木々とかだけど、それじゃない何か別のモノ。
 その一瞬に目を細め、観察する。
 あれは――人だ。動き易そうで、丈夫そうな服を着た人。手には何か長い棒のようなものを持っている。
 わずか数秒にも満たない本当に一瞬だったけど、それを確認するやいなや両足にぐっと力を込める。目標はおよそ百メートルほど離れたところ、そこに向かって一息で跳躍した。目的の人物はどうやら女の人らしい。彼女はわたしに気づかれたことを知っても、ただ冷静に棒を――よく見ればその棒は金属でできていて、三つ穴が開いた剣のようだった――振るう。そこで一度大きく張り出した太い枝を踏み締めさらに力を上乗せして跳ぶ。枝はたわんで、葉々はがさり、と鳴ったけどその小さな音は遠く背にある。またいんいんと耳が鳴る。木の葉が何かの衝撃で舞散っていく様がまるで低速再生しているように認識できた。でもそれが何なのかはまだわからなくて、結局分かったのは直後に襲いかかってきたのは見えない刃――真空の刃とすれ違ったときに左腕が切り裂かれてからだった。
 血が風に舞う。沫のように塵に舞う。ずきん、と痛む。痛い、痛いな。流れ出る血は軌道として弧を描いて木の幹に、下草に、腐葉土に降りかかる。けどその前に、血が何かに触れる前に、あと少し、あと少しで届く。慌ててるようだけど、それでも落ち着いてもう一度剣を振ろうとしている。でもこっちの方が断然速いんだから。
 ……ほら届いた。届いたのだけど、捕まえようと手を伸ばしたと同時に――壊れてしまわないようにちょっとゆっくり腕を伸ばしたのがいけなかったのかもしれない――瞬間に爆風が巻き起こり、彼女は自分もろともわたしを吹き飛ばしてしまった。すぐさま体勢を立て直してあたりを見回すも、彼女の姿は消えてしまっている。血はもう止まって傷口には真新しい皮膚があるだけ。身体能力ではわたしが上なのは間違いないみたいだろうけど、戦いの技術とでも呼ぶべき物は彼女の方が上らしい。上手い。でもこのまま引いてくれるのならそれでいい。別にわたしは人と争いたいわけじゃない。わたしに対する攻撃に対処しているだけだし。
 そう思い、どこから来たか分からなくなった道もない森の中を、また彷徨い歩く。ああ、一瞬忘れていたけど、わたしまだ迷ってるんだっけ。
 森は静かだ。命が枯れ果てていくこの森は、けれど森そのものは血なまぐさい静謐だ。つん、とどこからか血の匂いが漂い続けている。でもそれもすぐにわかった。樹液。血の樹液。たくさんのたくさんの命から得た血の循環液、それが廻りされ濃縮されて――実が結ぶ。
「あ――」
 躯がブルブル震えた。
 思い出した。
 芳醇。
 弾けた。
 どうしようもない餓え。
 牙突きたてた時のあの充足感と、もう戻る事は二度とないという諦めと、……どうしようもない覚悟。
 実を貪りながら泣いた。嬉しくて、楽しくて、つまらなくて、悲しくて。
 さようなら弓塚さつき。
 やっと逢えたね弓塚さつき。
 もう戻れないんじゃない。そんなこと望まない。望めない。望みはない。死に臨んで望めるものか。弓塚さつきは死んで、弓塚さつきは産まれた。同じさつき、でもそれは一歩通行だけど、誰だってそうなんだ。体育倉庫の事だって後戻りできない一つのお話。問題の程度ではいくらなんでも今回のものが今までの人生最大最悪最高のものだったけど、誰にも転機は訪れる。
 がさがさと低い木立を慎重にかき分ける。いくら今おとなしいと言ってもいつそうでなくなるかわからない。うっかり蔓に足が絡まってつんのめることもあったけど、どうにか普通に迷えている。……普通だろうと迷ってるわけだから困ってるんだけど。
「服、破れちゃったな」
 せっかく買ってもらったのに、もう破れてしまった。フィナさんは耐性効果がついているからちょっとやそっとじゃびくともしない、って言ってたのに。腕の部分が裂けてしまって残念。ちょっとやそっとじゃなかったのかなあ?
 服のほつれめを弄くりながらさっきの人の服を思い出した。全身真黒な皮のコスチュームに身を包んで、いかにもエージェントです、って感じの服だった。動きにくいんじゃないだろうかと考えたけど着てみるとそうでもないかもしれない。とにかくポケットも多くてたくさんの物をしまっておけそうで便利そうだった。入っているのは物騒な物だったんだろうけど。それにああいう服って暗器なんてものを隠すギミックとかもあるって聞いたことがある。
 脳裏に彼女の全身像を思い浮かべていたところに、またいん、とした耳鳴り。そして砕ける空気。局地的な真空に周りの空気が吸い込まれて小規模の乱気流が発生する。
 わたしはその直前に身をかわして別の所にいた。まだ耳の奥でいんいんと耳鳴りがしているような気もする。
 誰の仕業なんて凄く明解だ。
「――もうっ!」
 なんだかやるせない。わたしは別にこんなことをあの人としたいわけじゃないのに。
 少しだけ、いらいらした。